【要約】
今回はオンライン例会でした。今回の例会では、奥能登在住の松本稔様にご参加いただき、能登半島地震後の現地の状況について詳しいお話を伺いました。また、川尻会長からはロータリー財団月間に関連し、ポリオ撲滅活動についての報告がありました。
【詳細報告】
■ゲストスピーカー講話
森会員のご紹介で、奥能登在住の「レストランまつもと」松本稔様より、現地の詳しい状況をお話しいただきました。今年の地震後、松本様は茨木西ロータリークラブとの縁がきっかけとなり、富来ロータリークラブに入会されました。
地域の現状について、輪島・珠洲では豪雨による二次災害が発生し、特に門前・輪島・珠洲地域は状況が厳しく、珠洲では断水も続いているとのことです。30件中20件の建物が解体される予定で、住民の多くは金沢の親族宅や仮設住宅での生活を余儀なくされています。
復興に向けては、道路状況は徐々に改善されているものの、解体工事による大型車両の増加で新たな課題も発生。飲食店の再開も進んでおり、松本様も新店舗計画が進行中とのことです。地域の祭りは規模を縮小しながらも開催され、若い世代の帰郷の契機となることが期待されています。
■会長の時間
川尻会長より、ロータリー財団月間にちなみ、ポリオプラス活動についての報告がありました。1961年、日本が世界に先駆けて行った全国一斉投与の成功例や、現在の世界的な撲滅活動の進捗状況について説明がありました。