例会情報

第1469回(25年度1回、令和7年7月2日(水))例会

【要約】

第1469回例会では、澤田裕仁新会長が就任挨拶を行い、ロータリー年度が7月から始まる理由についてクイズ形式で興味深い解説をしました。また、新年度の所信表明では「Unite for Good」をテーマに掲げ、会員増強と職業奉仕の重要性を強調しました。2025-26年度の地区委員会委嘱状伝達も行われました。

【詳細報告】

■会長の時間

澤田裕仁会長が2025-26年度会長として就任の挨拶を行いました。会員歴はまだ浅いものの、精一杯頑張る決意を表明しました。

興味深いトピックとして「ロータリー年度はなぜ7月から始まるのか」を4択のクイズ形式で解説しました。

①ポール・ハリスが7月生まれだから
②アメリカの会計年度が7月に始まるから
③アメリカ独立記念日が7月4日だから
④1913年にRIの大会執行委員会で7月に決めたから

正解は④で、RIの大会が8月開催となったため、監査役の会計士が財務報告準備のために6月30日を会計年度最終日と提案し、採択されたことが起源だと説明しました。100年以上続くこの慣例は、現在も国際ロータリー定款に明記されています。

■澤田会長の所信表明

澤田会長は「Unite for Good ~よいことのために手を取りあおう~」をテーマに所信表明を行いました。

RI会長エレクトの突然の辞任により新たにフランチェスコ・アレッツオRI会長が選任されましたが、「よいことのために手を取りあおう」のメッセージは継承されると説明しました。これは世界120万人のロータリー会員がグローバルなネットワークを活かして問題解決し、地域社会のニーズに取り組むことを表しています。

吉川健之ガバナーの方針「学びと交流を通してロータリーを愉しもう」「温故創新」「交流」を踏まえ、長い歴史と伝統のロータリー精神を大切にしながら、その魅力を最大限に引き出すことを目標に掲げました。

今期の具体的な活動として、関西万博開催中の能登地震被災地支援(富来地区中学生の万博招待)、米国交換留学生受け入れ、親睦行事、青少年奉仕活動などを計画していることを発表しました。

最後に、会員増強の重要性とともに、ロータリー活動の原点である職業奉仕と親睦の大切さを強調し、新しい会員にも孤独感を感じさせない雰囲気づくりを大事にしたいと述べました。

■委嘱状伝達

2025-26年度の地区委員会委嘱状伝達が行われました。宮里会員は諮問委員会委員、地区ラーニング委員会副委員長・幹事、大阪・関西万博関連事業実行委員会副委員長、ガバナー指名委員会委員、翻訳委員会タスクフォースメンバーの重責を担います。津村会員は地区青少年奉仕委員会委員に就任されました。