【要約】
第1472回例会では、澤田会長による「ロータリー活動で健康に!」をテーマとした基礎知識講座と、青少年交換派遣生・別處了輔様による「僕の目指す道」と題したスピーチが行われました。
【詳細報告】
■会長の時間
澤田会長は「ロータリー活動で健康に!」をテーマに、ロータリアンが実践すべき健康法について詳しく解説しました。まず、仕事で成功しているロータリアンに多く見られるⅠ型性格の特徴と、それに伴う健康リスクについて説明。時間への切迫感や競争意識の強さが心筋梗塞のリスクを高めることから、「仕事もほどほどに」というメッセージを伝えました。
健康的な生き方として、社会的健康(人とのふれあい)、身体的健康、精神的健康の3つの観点を提示。特に例会での笑いがNK細胞を活性化させること、週に1度は何もしない時間を作ることの大切さを強調しました。また、心理学者マズローの段階欲求説を引用し、自己実現できるロータリアンこそが理想形であると解説。最後に江戸時代の俳人が作った「健康十訓」を紹介し、身体を大切にしながら楽しく活動することを呼びかけました。
■別處了輔様のスピーチ
青少年交換派遣生の別處了輔様が「僕の目指す道」と題してスピーチを行いました。アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスへの派遣予定について、VISA取得の遅れにより出発が未定となっている現状を報告。しかし、この時間を英語学習の大切な機会と前向きに捉えていることを述べました。
派遣先のミネアポリスについて、人口43万人の発展した街でありながら自然と融合した美しい環境、充実した文化施設について紹介。茨木市と姉妹都市であることから、帰国後は両都市の親善に貢献したいという意欲を示しました。
家業である別處電線製造所について、曾祖父の創業から78年の歴史を持つ会社を将来継ぎ、さらに発展させることを目標として語りました。そのために広い視野を持ち、世界の文化や価値観に触れること、世界経済を理解し対応する力をつけることの重要性を強調。青少年交換を通じて自分自身を成長させるだけでなく、日本の文化を伝え、多くを学んで帰国したいという強い決意を表明しました。