例会情報

第1474回(25年度6回、令和7年8月20日(水))

【要約】

第1474回例会では、SAA(Sergeant at Arms)という役職の歴史的背景について深く学び、ウクライナ講演会の企画について活発な議論が行われました。また、青少年交換プログラムの新受入生の紹介や、地域貢献活動の報告など、多岐にわたる内容で充実した例会となりました。

【詳細報告】

■会長の時間

澤田裕仁会長は、SAA(Sergeant at Arms)という役職の由緒ある歴史について詳しく解説しました。この役職は中世の十字軍遠征時代、英国リチャード1世国王の警護役が起源となっており、1910年のシカゴでの第1回ロータリー大会から取り入れられた伝統ある役職です。会場の秩序維持や施設管理を担う重要な役割を持ち、1921年のスコットランド・エジンバラ大会では、北アイルランドのベルファストロータリークラブから寄贈されたこん棒を携えて任務にあたったという歴史的エピソードも紹介されました。

■森拓哉副委員長のスピーチ

社会奉仕副委員長の森拓哉氏は、ウクライナ講演会成功に向けたフォーラムを実施しました。2025年11月2日に予定されているヴァルタンさんの再来日講演会について、参加型のオンライン例会として企画している旨を説明。講演会での質問内容、効果的な集客方法、会員増強につながる施策について、会員同士で活発な意見交換が行われました。現地の状況を個人的な体験談を通じて伝える予定で、より深い理解と共感を得られる内容を目指しています。

■その他の活動報告

川尻勝久前会長からは、体育館シューズリユースプロジェクトの進捗報告がありました。茨木高校への訪問では、学生たちにとって印象的な奉仕活動として高く評価され、地域社会への貢献が実感できる成果となりました。また、青少年交換プログラムの新受入生として、アメリカ・ミネソタ州出身のKi Bae君が紹介され、茨木高校での1年間の留学生活がスタートしました。