【要約】
第1478回オンライン例会では、ロータリーインターナショナルが提供する「奉仕プロジェクトセンター」の活用方法について紹介されました。また、吉岡宣史朗会員によるドバイ研修報告では、ドバイの経済発展と魅力、さらに噛み合わせと頚椎の関係性についての最新治療法が紹介されました。
【詳細報告】
■会長の時間
澤田会長は、ロータリーインターナショナルから届いた「奉仕プロジェクトセンター」に関する情報を紹介しました。このオンラインプラットフォームは、奉仕プロジェクトの立案から管理、パートナー探し、効果測定まで、あらゆる段階で活用できるツールです。最近では新機能が追加され、モバイル対応の補助金センターとの統合や、インパクトに関する知識チェック機能が利用可能になりました。
当クラブが実施した「能登半島地震で被災した子どもたちを万博に招待する奉仕活動」について、富来の子どもたちは万博会場で疲れながらも大変嬉しそうな様子を見せていました。社会奉仕委員会をはじめ、参加したクラブ会員とご家族の協力により、プロジェクトは無事に完了しました。この貴重な体験談と写真を、奉仕プロジェクトセンターに共有することで、他のクラブの参考事例として役立てていく予定です。
■吉岡宣史朗会員のスピーチ
吉岡会員がドバイ研修の内容を報告しました。ドバイはアラブ首長国連邦を構成する7つの首長国の一つで、中東地域のハブ空港を中心に世界中から人々が集まる近代的な商業・観光都市です。人口約350万人のうち約9割が外国人で、今後700万人への倍増計画が進行中です。
ドバイには「世界一」と呼ばれるものが数多く存在します。世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」(高さ828m)、世界最大級のショッピングモール「ドバイ・モール」、世界最大の噴水ショー「ドバイ・ファウンテン」、世界最大の観覧車「アイン・ドバイ」(高さ約250m)、世界最大の人工島「パーム・ジュメイラ」などがあります。
ドバイが移住先として注目される理由として、個人所得税がゼロであること、ビジネスチャンスの豊富さ、治安の良さ、充実したインフラ、英語が広く通じる国際的な環境などが挙げられます。人口の8割以上が外国人居住者であり、多様な文化が共存するオープンな雰囲気が魅力です。一方で、夏場は気温が50℃近くになることや、生活コストの高さなどのデメリットも存在します。
また、ドバイ研修で学んだこととして、噛み合わせの問題が顎関節から頚椎、首、肩、背中まで影響を及ぼすことについて紹介されました。最近ではマウスピース矯正などの新しい治療手法が開発され、歯並びだけでなく体全体の歪みを考慮した治療が重要になっています。