例会情報

第1491回(25年度23回、令和7年12月17日(水))例会

【要約】

第1491回オンライン例会では、12月の「疾病予防と治療月間」の第2弾として、ロータリーの大規模プログラム補助金を活用したザンビアでのマラリア撲滅プログラムの成果が報告されました。また、西原正訓会員による救命救急センター勤務時代の貴重な体験談が披露されました。

 

【詳細報告】

■会長の時間

会長は、ロータリーの大規模プログラム補助金について説明しました。この補助金は、大規模なプロジェクトを実施する手段をロータリー会員に提供するものであり、他団体との協力関係を深めるとともに、長期的で大きな効果を生む方法を学ぶ機会となっています。
具体例として「マラリアのないザンビアのためのパートナー」プログラム(2014〜2024年実施)が紹介されました。このプログラムは10地区でマラリアの発症と死亡を削減することを目標とし、予防情報・検査・治療を120万人以上に提供することを目指しています。

プログラムの成果として、2,500人のコミュニティヘルスワーカーが研修を受け、125万人がマラリアの検査と治療を受けやすくなりました。研修を受けたヘルスワーカーの定着率は94%と高く、2024年には約75万人がマラリア検査を受けています。マラリア症例の60%はコミュニティヘルスワーカーによって検出されており、地域に根ざした医療体制が機能していることがわかります。

一方で、サプライチェーンの乱れやモバイル通信の電波状況、一部地区でのヘルスワーカー減少といった課題も報告されました。この経験から、検査増加による症例発見を前向きに捉えること、採用プロセスの徹底、地域社会への参加とリーダーシップの育成、長期的な取り組みへの忍耐と一貫性が重要であると学んだことが共有されました。

 

■西原正訓会員のスピーチ「徒然草」

西原正訓会員は、救命救急センター勤務時代の特異な経験について語りました。詳細は割愛。