【要約】
第1508回例会では、澤田会長がロータリー徽章の変遷をたどり、歯車に込められた奉仕の精神を紹介しました。続く須川会員のスピーチ「泣いたり笑ったりの人生」では、90歳を迎える経営者としての歩みやM&Aによる事業承継、ご家族の近況が語られました。
【詳細報告】
■会長の時間
会長の澤田裕仁が、ロータリー徽章(エンブレム)の変遷について紹介しました。例会を持ち回りで開いていたことから歯車が選ばれたという由来をきっかけに、改めてその歴史を調べた内容です。
最初の徽章は、1906年にシカゴロータリークラブのモンタギュー・ベアが考案した荷馬車の車輪で、スポークは13本でした。しかし「躍動感がない」との批判を受けてデザインが見直され、1910年には吹き流しのリボンとスポーク12本の形に変わりました。さらに馬車の車輪ではロータリーの精神に合わないという意見から、1911年に全米連合会が「歯車を各クラブ徽章の基本要素とする」ことを推奨しました。
1912年のダルース国際大会(米国ミネソタ州)に向けて各クラブからデザインが募られましたが、1918年までスポークと歯車の数に正式な指定はなく、各地で多様な徽章が使われていました。たとえば1913年のフィラデルフィアロータリークラブの徽章はスポークが8本でした。その後、現実的な歯車の形として、現在のスポーク6本・歯車24個へと整えられていきます。
長年、ロゴとしては歯車のみが使われ、刻まれた「Rotary International」の文字は小さく遠くからは読み取れませんでした。そこで2013年、ロータリーは公式ロゴを拡張し、歯車の横に「Rotary」の文字を加えました。歯車は今も「誇りのシンボル」であり、ロータリークラブが連携して奉仕の理想を実践していく力を表しています。
