例会情報

第1509回(25年度41回、令和8年6月3日(水))例会

【要約】

第1509回例会では、澤田会長がクラブのホームページに掲載したコラムを通じて、他クラブや茨木市社会福祉協議会との連携が生まれた事例を紹介しました。喜田会員のスピーチでは、茨木市の高校生に「自分の軸」を届けるキャリア教育事業が、職業奉仕に通じる2027-2028年度の社会奉仕事業として提案されました。

【詳細報告】

■会長の時間

澤田会長は、当クラブのホームページが果たす役割について、具体的な反響を交えて報告しました。掲載したコラムが、実際の交流や活動につながった事例が三つ紹介されました。

一つ目は「ロータリークラブとライオンズクラブの違い」を解説したコラムです。内容が参考になると名護ロータリークラブで話題となり、事務局へ問い合わせが寄せられました。

二つ目は「一針入魂」をテーマにした老舗テーラーの経営哲学を取り上げたコラムです。掲載から二日後に、ご本人である長崎東ロータリークラブの南部様から事務局へお礼の電話があり、知人数名にも閲覧されていたとのことです。

三つ目は「茨木市の物品寄付」に関する記事です。「茨木市 寄付」で検索すると上位に表示され、これを契機に茨木市社会福祉協議会から連絡があり、茨木高校との体育館シューズに関するプロジェクトが始動しました。

ホームページではコラムのほか、お知らせ、例会情報、活動報告、同好会情報などを随時更新しており、情報発信が外部との新たなつながりを生み出していることが共有されました。

■喜田会員のスピーチ

喜田会員(有限会社Unifas代表)が、2027-2028年度の社会奉仕事業として「キャリア教育」の導入を提案しました。

喜田会員は、中学2年生で「京都大学に行きたい」という目標を掲げ、法学部に合格したものの、入学後は法律に関心を持てないまま過ごし、卒業後は起業の道を選んだという自身の経験を語りました。大学合格そのものが目的となり、「ありたい自分」を十分に考えないまま進路を決めてしまった後悔があると述べ、同じ思いを抱える高校生が今も多いとの問題意識を示しました。

この経験から提案されたのが、茨木市内の高校生を対象とするキャリア教育プロジェクトです。連携先は一般社団法人キャリア教育たかぎごや(代表理事 齋藤広明氏)で、医師・弁護士・経営者など約40名の社会人講師を擁し、元小学校教諭の代表が教育的品質を担保する体制が整っています。2025年度には灘高校や神戸大学附属中等教育学校など関西の名門校に導入され、受講生徒は延べ600名以上にのぼります。導入校の2026年度継続率は100%を達成しており、教育現場からの高い評価がうかがえます。

喜田会員は、キャリア教育を「ありたい自分のために、どう働き社会と関わるか」を学生時代から問いかける営みと位置づけ、その先に芽生える「仕事を通じて社会に貢献したい」という思いは、ロータリーが大切にする職業奉仕の精神と地続きであると説明しました。職業奉仕という生き方の礎を学生時代に築く活動であり、本クラブが取り組む意義があると述べています。

実施モデルとしては、初年度に2校でのスタートを予定しています。茨木市内10校のうち接点を持つ学校へのアプローチについて、会員への協力が呼びかけられました。