【要約】
第1511回例会では、今年度最後の会長の時間で澤田会長がニコニコの由来を紹介しました。大阪RCのペナルティボックスに始まり、祝い事の寄付へと発展して日本独自の文化として根付いた歴史を、豊富なエピソードとともに解説。続く会長・幹事交代式では退任の挨拶が行われ、割烹片桐での期末親睦例会で一年を締めくくりました。
【詳細報告】
■会長の時間
6月はロータリー親睦活動月間にあたり、今年度最後の会長の時間として「ニコニコ」をテーマにお話がありました。第2650地区が作成した「ロータリー情報マニュアル」によると、ニコニコ箱は「スマイルボックス」とも呼ばれ、例会場で会員が善意の寄付金を入れ、集まった資金は主に奉仕活動に使われるものとされています。
その起源は、例会への遅刻や早退、ロータリーバッジの着用忘れに対して罰金を課した大阪RCの「ペナルティボックス」にさかのぼります。昭和11年7月、社会奉仕委員長の藤原さんが罰金ではなく祝い事の際に寄付をする「ニコニコボックス」を提案し、その2か月後に東京RCが関東大震災の孤児施設への寄付を募る小箱を回したことをきっかけに、ニコニコ箱は日本全国へと広まりました。
さらに古くは、1905年のシカゴでの例会で欠席者に罰金を課した罰金ボックスが原点とされます。ポール・ハリスは罰金だけでなく祝い事の際にも寄付を募りましたが、この仕組みはアメリカでは既に過去のものとなり、日本独自の文化として定着しました。台湾にも同様のシステムがあるそうです。なお、ニコニコの用途は奉仕活動資金に限られておらず、親睦活動に充てているクラブもあると紹介されました。
■会長・幹事交代式(退任のご挨拶 澤田会長)
今年度最後の例会にあたり、澤田会長より退任の挨拶がありました。川尻前会長から引き継いだ一年間の任期を無事に務め終えられたことについて、会員の理解と協力への感謝が述べられました。
今年度は「ロータリーを楽しもう」を合言葉に、多彩な活動が展開されました。富来ロータリークラブと合同で、能登半島地震で被災した富来中学校の生徒や親御さんを大阪・関西万博に招待したほか、ロードバイクや麻雀などの新たな同好会が発足し、春の観桜会も盛り上がりを見せました。友好関係にある韓国・昌原第一ロータリークラブの35周年記念式典への参加、11月に開催したウクライナ出身のヴァルタン氏を招いての講演会、交換留学生Ki Baeさんの受け入れなど、国際奉仕・青少年奉仕の面でも成果を挙げました。
来月からは黒根新会長のもとで新体制がスタートします。衛星クラブ設立準備の検討や周年記念式典の事業計画など次年度の案件にも触れ、変わらぬ支援への期待とともに、役員・理事、事務局への感謝の言葉で挨拶が締めくくられました。
■期末親睦会

交代式に続き、割烹片桐にて期末親睦例会が開催されました。黒根会長エレクトから澤田会長へ、後藤次年度幹事から黒根幹事へ花束・記念品が贈呈され、黒根会長エレクトと後藤次年度幹事からご挨拶がありました。大森会員の乾杯で会は幕を開け、田村副会長の挨拶も交えながら、澤田会長の一年の労をねぎらう和やかなひとときとなりました。
