Contribution 寄稿募集中 詳しくはこちら
例会情報

第1527回(26年度15回、令和8年10月28日(水))例会

【要約】

第1527回例会は、国際ロータリー第2660地区の横田孝久ガバナーをお迎えした公式訪問例会でした。地区からは高橋様、美濃様にもお越しいただきました。黒根会長は、ロータリーにおける地区とガバナーの役割、横田ガバナーの経歴を紹介しました。横田ガバナーには、RI会長メッセージ「持続可能なインパクトを生み出そう」と、心が揺さぶられる体験「ロータリーモーメント」についてスピーチしていただきました。幹事報告では、不審なメールへの注意喚起と地区大会の最終受付の案内がありました。

【詳細報告】

■会長の時間

黒根会長は、横田ガバナーの訪問に感謝を述べたうえで、ロータリーの「地区」と「ガバナー」について説明しました。地区は国際ロータリー(RI)の管理の便宜上まとめられた地理的な区域で、世界は535地区、日本は34地区に分かれています。第2660地区は大阪府北部(大和川以北)の78クラブ、3,476人の会員で構成されています。ガバナーはRI理事会の指揮・監督の下で職務を行う地区のRI役員で、地区内のクラブを指導・監督し、ロータリーの目的を推進する役割を担っています。

続いて、横田ガバナーの経歴を紹介しました。横田ガバナーは1962年生まれで、早稲田大学第一文学部を卒業後、原田産業株式会社を経てヨコタ工業株式会社に入社し、2006年に代表取締役に就任しました。職業分類は「パワーツール機械製造」で、同社の「バッテリシステムレンチ」や「バッテリインパルスレンチ」などの製品と、「より軽く、より静かに、よりスマートに締める。」というキャッチコピーにも触れました。2007年に東大阪RCに入会し、2020-21年度に東大阪RC会長、2023-24年度にIM第4組ガバナー補佐を務め、今年度ガバナーに就任しています。

■横田孝久ガバナーのスピーチ

横田ガバナーは、2026-27年度のババロラRI会長が掲げたメッセージ「持続可能なインパクトを生み出そう(CREATE LASTING IMPACT)」を紹介しました。ロータリアンはこれまでも地域や世界のために数多くの奉仕活動を行ってきましたが、活動を実施するだけでなく、その成果が将来にわたって続き、次の世代にも良い影響を与え続けることが求められています。

一方で、ババロラ会長は「ロータリーが引き起こす自分自身の内面の変化に着目しよう」とも問いかけています。私たちは、ロータリーで何をしたかを語ることはあっても、ロータリーによって自分がどう変わったかを語る機会は多くありません。しかし、ロータリーの本当の価値は、奉仕を受ける人だけでなく、活動に参加した私たち自身の心にも変化をもたらすことにあるのではないかと語りました。

そこで横田ガバナーが今年度の地区運営で大切にしたいと考えているのが「ロータリーモーメント」です。ロータリー活動を通じて心が揺さぶられる体験のことで、奉仕の現場で子どもたちの笑顔に触れた瞬間、支援を受けた人から感謝の言葉をもらった瞬間、長年の活動が実を結んで地域の変化を実感した瞬間、クラブの仲間との友情や信頼の深さに気づいた瞬間などが挙げられました。一見小さな出来事でも、その体験が価値観や人生観、行動を変えていきます。一人のロータリアンの変化は、やがてクラブを変え、地域を変え、世界を変える力になるといいます。

横田ガバナーは、「持続可能なインパクト」とはプロジェクトの成果だけを指すのではなく、活動に参加した人々の心に残るインパクトでもあると述べました。心に生まれた感動や気づきは行動につながり、行動は習慣に、習慣は文化になり、文化が長期的で持続可能な変化を生み出します。だからこそ、入会して最も感動した出来事、人生の転機となった奉仕活動、今もロータリーを続けている理由などを、クラブの中で語り合ってほしいと呼びかけました。体験の共有はクラブの結束を強め、新しい会員の成長を促し、ロータリーの魅力を次の世代へ伝える力になります。

ロータリーは単なる奉仕団体ではなく、人を育て、人を変え、人と人をつなぐ組織だと述べた横田ガバナーは、一人ひとりが自らのロータリーモーメントを大切にし、その感動を仲間と分かち合ってほしいと語りました。最後に、各クラブが今年度、より元気で魅力と個性のあるクラブになるよう祈念して、スピーチを締めくくりました。